再発の危険性から目を背けるな!【躁鬱との闘い】

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躁鬱病というのは感情の病と言われるほど、精神のうちでも感情の部分に障害が起こる心の病気です。異常なほどにテンションが上がってしまう躁状態と、気分が沈み込んでしまう鬱状態とを、周期的に繰り返すのが特徴です。また躁鬱というのは、感情の起伏がハイとローとで極単に入れかわります。そのため別人かと思いたくなるほどに、発言も行動も両極端に変わるのが一般的です。躁状態のときには妙に心がウキウキとして、誇大とも思える計画を立てたり吹聴したりします。時間帯や周囲の反応などにも構いませんので、夜中でもはしゃぎまくってしまうことも少なくありません。それに対し鬱状態のときには、やったら気がめいって、気力が全て奪い去られたような状態になるのが一般的です。不眠な食欲減退などを覚えることも多く、体調にも影響が出てきます。このように躁鬱は全く逆の症状を繰り返すため、その状態に合わせた対処をすることが大切となります。躁状態のときに一番注意しておきたいのは、お金に関することでしょう。とういうのも気分が高揚してしまうため、散財してしまうことも少なくないのです。そうなると鬱期に入った途端に自分を責めてしまい、症状を悪化させてしまうことも珍しくありません。ですのでお金は必要最小限のみ手元に置き、残りは信用できる人に管理してもらうと良いでしょう。それに対して鬱状態のときには、1人にならないということが大切となります。というのも気分の落ち込みから、自暴自棄に陥ってしまうことも少なくありません。そうなると、取り返しのつかない行動に走ってしまうこともあります。特に夕方からは、1人になることを避ける方が無難でしょう。鬱期というのは気力のわかない朝方よりも、多少なりとも行動する気力の戻る夕方以降に注意する必要があるのです。

感情の起伏が極単に変わる躁鬱ですが、人格そのものを壊してしまう病気ではありません。そのため躁鬱の波と波との間の期間というのは、正常な状態に戻るのが一般的です。ですがそこに落とし穴があり、正常に戻ったからと躁鬱が治ったと誤解してしまう人も多いのです。そのため途中で治療をやめてしまい、症状を悪化させてしまうことも少なくありません。そこで今後は、躁鬱の定期検診の義務化などもされていくのではないでしょうか。躁鬱というのは1度治っても、また繰り返し発症することの多い病気です。ですので定期検診を行えば、症状が悪化する前に予兆をとらえることができるでしょう。義務化というと抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、これは本人のためにも有効に働くはずです。とはいっても、中々自分から定期検診を受けようとする人は少ないことも予想されます。ですので、訪問検診といった形をとるのが最適でしょう。病院に足を運ぶのには抵抗があっても、訪問してもらえるのならば検診を受ける人も増えるような気がします。現在でも訪問介護や往診などは行われているのですから、それを躁鬱にも適用させるのは難しいことではないでしょう。それにともない、躁鬱の訪問検診専用の施設などもできるかもしれません。検診のみならばカウンセラーや看護師など、医師免許を持っていない人でも、行うことはできるのではないでしょうか。医師のいる病院と提携すれば、こうした施設も有効に稼働させることも難しくはないような気がします。いまは専門機関に行く方法が適切ではあるので、本人だけ、あるいは家族も一緒にまずはカウンセリングを受けてみましょう。心理療法や薬物療法など、様々な治療が用意されています。

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